昆虫学者ファーブル雑記帳

フランスの昆虫学者ファーブルに関する話題を書いていきたいと思ってます。

その他

新型肺炎と喫煙

20世紀初めのスペイン風邪の話やパンデミックという言葉を知ってる人はいても、 まさか今、自分たちの身に降りかかることになると予想していた人は少ないはずだ。 親類、知人らまで罹患することになれば、いつ我が身に起こっても不思議でない。 ガンなら旅立…

新型肺炎について

新型肺炎が流行し世界中で人々のストレスになっている。 つい数か月前には考えられなかったことであり、たくさんの方が亡くなり、 人生観、死生観が大きく変化した人も多いのではないかと思われる。 もう少し前になるが小生も体調不良が続いていた。微熱と寒…

新型肺炎、進化論のこと

新型肺炎の猛威が止まらない状況で心配している。 ブログを書く余裕も失われているという情けない状態だ。 当初は人~人感染は無いと言っていたが、風邪の原因菌としても知られるコロナ ウイルスに属することが分かっているなら、感染すると考えるのが当然の…

コメントへの返信

前回ブログにコメントを頂戴しました、ありがとうございました。 答えになっているかわかりませんが、わかる範囲で書いておきたいと思います。 資料に乏しく小生の意見も憶測が混じっておりますので、話半分程度にお聞き流し 下されば幸いです。 ただ真偽は…

ガヴァルダ夫人

ガヴァルダ夫人のことを知ったのは、津田正夫先生の名著「ファーブル巡礼」 を読んでからと記憶している。第一章に非常に詳しく記載されているので、 興味のある方は読んで頂きたい。 サン=レオン村の小学校の教員でファーブルを尊敬していたが、ファーブル…

コガネムシ詩人からルマニーユへの手紙

南仏の文芸復興運動のために組織されたのがフェリブリージュという団体である。 1854年、創設時のメンバーにはルマニーユ、フレデリック・ミストラル、オーバネル などの面々が名を連ねている。徐々に拡がり支部もかなりあったようだ。 彼らの発行している機…

ファーブル先生のあだ名

聞こえが良くないせいかあまり取り上げられないが、ファーブル先生の教員時代の あだ名は「ハエ 」である。仏語で mouche と書く。 発音はかなり訛れば ムッシューとかムシ(虫)と聴こえなくもない。 Monsieur(mouche) Fabre とでも陰口を叩かれていたのだ…