椎名其二
椎名其二は昆虫記第一巻のみで中断してしまった大杉栄の昆虫記訳を引き受けたわけ だが、そのほかにルグロ博士のファーブル伝も翻訳されている。昆虫記と同じ出版社 の叢文閣から大正14年に刊行。科学の詩人(ファブルの生涯)という表題である。 この本には…
この夏に庭にあったイタリアンパセリにイモムシがたくさんついていた。 緑と黒の線が鮮やかなキアゲハの幼虫である。触ると怒ったように臭角なるものを出 して、臭いにおいを何度か嗅がされた。ムシャムシャと葉を食べて、毎日見るたびに 体がひと回り大きく…
前回ブログで椎名其二について触れたが、交流のあった人物の中に作家の芹澤光治良 (こうじろう)という方がいる。 たくさんの作品を書いておられるものの、小生には縁が無かったのだが椎名其二との 関連で目を通すようになった。「女の都・パリ」昭和34年 …
昆虫記第1巻を訳した大杉栄の後を受けて、昆虫記第2巻から4巻までを翻訳したのが 椎名其二である。他にルグロ博士のファーブル伝も訳されている。 いったいこの人はどういう方なのだろう?ファーブルとのつながりが小生には分から なかったので、以前からず…