昆虫学者ファーブル雑記帳

フランスの昆虫学者ファーブルに関する話題を書いていきたいと思ってます。

キノコの水彩画

キノコの水彩画ークロハリタケ属

ブログを書き始めて一年が過ぎた。 月に数回更新するだけなのだが簡単ではなく、頭の中はいつもファーブルに関する 話題について考えている。読んで下さる方のためでもあるが、自分の考え方が まとまりやすいのでブログを書いている意味はあるようだ。 まだ…

キノコの水彩画ーLepiota radicata

ファーブルが描いたキノコの水彩画に Lepiota radicata がある。 今はこの名前は正式名として残っておらず語源は不明なのだが、ファーブルが命名 したのかもしれない。 似た単語 Lepidoptera を思いつき、関係がないのかどうか少し調べてみた。 Lepidoptera …

キノコの水彩画ーエミールの名前

昆虫記第10巻でファーブルはキノコについて言及している。 19章の「幼年時代の思い出」を読み直してみたが、おそらく訳しにくいであろう ファーブルの文章がすんなりと入ってくるので、あらためて訳の有難さを感じた。 この章では自身が描いたキノコの絵につ…

キノコの水彩画

ファーブルが描いたキノコの水彩画は非常に綺麗で、存命当時からその存在は よく知られていた。特に絵を習ったわけではなかったが、ファーブル先生は絵の 才にも恵まれていたようだ。 1907年頃、ファーブルが困窮しているときにキノコの絵のコレクションを友…