2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
セネカの倫理書簡集全124通の中には、死や魂について興味深いことが何度も 書かれている。もちろんファーブルも読んでいたことだろう。 第82通より わたしたちは自分が知っているこの世界を良く知っている。しかしどのように 退去するのか。またその後行くと…
ファーブルはこの世界に対する疑問を持っていた。 つまり、神がこの世を創ったのならなぜ災いや不幸があるのか?というものだ。 これは他の生物を糧にすることでしか生きられないような、不完全なシステムに なぜ縛られているのか?という問いともリンクする…
先日、ファーブル館のサイトを拝見していたら画家メーリアン(1647-1717)に ついて書かれていた。 女性にもかかわらずスリナムへ移住し、植物、昆虫などスケッチして帰国後 手彩色の画集を出版したというすごい方である。 このメーリアンという名前を見て久し…
ファーブルは意外だが肉食をあまり好まず、果物や野菜、少量のブドウ酒や ラム酒を嗜好したという。これは決して菜食主義というわけではなくて、 身体のことを考えて偏らないようにしていたということのようだ。 息子のポールは血がしたたるような肉が好きだ…